リフレクティックス導入のメリット

夏の暑さ対策

熱線を遮り、室内の冷エネルギーを逃さない。

太陽から絶え間なく降り注ぐ「電磁波(赤外線)」は
各物体に入り込み、物体の構成分子を激しく動かし「輻射熱」を持たせます。

そして再び物体から温度の4乗に比例した「赤外線」が放射されるのです。
リフレクティックスは赤外線による輻射熱移動を99%カットし、室内の“涼しい”を約束します。

夏の暑さの原因

熱は対流・伝導・輻射によって温度の高い方から低い方へ、温度が等しくなるまで移動を続けます。
夏場、屋根・外壁は太陽の熱線によって熱され、赤外線によって段階的に熱が室内に侵入します。

ペンシルベニア州立大学の報告では、建物に対しての熱移動のおよそ65%から80%は赤外線由来の輻射熱によるものと述べています。
現在の断熱材では輻射熱を十分に対策できていないために、蓄積された熱が時間の経過とともに放射され、「夏になると暑い」という結果を招いていました。
熱移動の中で多くの割合を占める輻射を99%遮断し、対流と伝導は所定の工法によって、熱移動の3原則を複合的に対策することが、本来の「熱の移動を防ぐ」ことにつながるのです。

冬の寒さ対策

外部の冷気を反射、室内の暖気を外に逃さない

リフレクティックスは、室外の冷気に対しても同等の効果を発揮します。
同時に室内の暖気も逃さないので、僅かな暖房エネルギーで暖かい快適な環境を保ちます。

冬場の熱の損失も、夏場の熱侵入と同様に屋根・壁・床からの赤外線放射による移動が多くを占めています。リフレクティックスは、今まで室内から赤外線によって逃げていた暖気も室内に閉じ込めます。

リフレクティックスは外の冷気をシャットアウトすると同時に暖房で得た熱を室内に留めることにより僅かなエネルギーで“冬、暖かい”を実現します。

この遮熱工法は元々、寒さ対策を目的とした寒冷地工法として生まれ、カナダがその発祥の地です。

結露・カビ対策

空気層設置により結露対策も可能。洗浄することでカビも発生しません。

世界はこれまで、結露・カビ対策を諦めていました。
しかし、遮熱材リフレクティックスを適切に施工することで、
-25℃の低温環境でも結露のない空間を実現します。

リフレクティックスの働き
  • 透湿性を持たないため、外部の水蒸気の流入を防ぐ
  • 両面アルミ箔が内外の空気温度に同調し、建物内外の温度差を絶縁
  • 赤外線反射層(壁体内)の温度が数度高く、壁体内で低温空間が発生しにくい
結露発生のメカニズム

空気中には目に見えない水蒸気が含まれています。空気は高い温度の時ほど多く水蒸気を含むことができ、それぞれの温度で最大限含みうる水蒸気の量を「飽和水蒸気量」といいます。暖かい水蒸気をいっぱい含んだ空気が冷やされ、「飽和水蒸気量」を超えると余計な水蒸気が水に変わります。これが結露の発生する仕組みで、乾いたグラスにビールを注いだ瞬間に水滴が付着するのも同じ現象です。

リフレクティックスを施工することで、水蒸気の流入を防ぎ、建物内外の温度差を絶縁することで、結露が起こりにくくなり、カビの発生を防ぎます。

寒冷地、岩手県において
結露対策として有用性が高いと認められています。

岩手県の「新技術等活用促進事業」において、「遮熱材を用いた結露対策」の新技術として、リフレクティックスが登録されています。遮熱材リフレクティックスは、行政からも結露対策工事として認められています。

東北の大震災の時も仮設住宅で活躍し、リフレクティックスを施工した仮設住宅では結露が起きませんでした。

省エネ・CO2削減

エアコンの使用度が減り省エネ、節電に効果的です。

「夏は涼しく」、「冬は暖かい」空間を常に保てれば、部屋のエアコンの稼働率も下がります。
リフレクティックスは、コストだけでなく、省エネ・節電・CO2削減にも効果があります。

検証状況
物件名 工場
気象条件 岡山 室内条件 夏:28℃ 冬:22℃
床面積 1,400m² 空調時間帯 8~17時
各仕様
名称 仕様
工場
(既存)
無し
工場
(カバー工法)
【屋根】カバールーフ
【壁】カバールーフ
工場
(遮熱カバー工法)
【屋根】カバールーフ+リフレクティックス t=8
【壁】カバールーフ+リフレクティックス t=8
年間ランニングコスト比較(合計)
名称 金額(円) 削減額(円)
工場
(既存)
6,552,885
工場
(カバー工法)
5,798,805 754,080
工場
(遮熱カバー工法)
1,684,051 4,868,834

工事事例
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